TITLE: Farewell To Carlingford(フェアウェル・トゥー・カーリングフォード)
AUTHOR: Tommy Makem(トミー・メーカム)
PERFORMER: Tommy Makem(トミー・メーカム)
アイルランドの東岸に位置する小さな入り江の村、カーリングフォード(Carlingford)、作者のトミー・メーカム(Tommy Makem: 1932-2007)によるとアイルランドで最も美しいところだそうです。
はるか昔にバイキングによって建設されたこの町のことをあまりにも気に入ってしまって、作ったのがこの曲だそうです。
日本もアイルランドも海に囲まれています。漁をして生計を立てている人が数多くいます。常に危険と隣り合わせ、そんな夫や彼の帰りを心配しない妻や彼女はいないわけがありません。
「海の男には潮の血が流れている。海が呼んだら海に出る。」 歌詞にある通りなのかは分かりませんが、海があるから漁に出る、そんな何気ない一日の積み重ねが人生なのかもしれません。
Carlingford: カーリングフォード、アイルランド東岸、ラウス県(Co. Louth)にある町の名
Greenore: グリーノー、同じくラウス県にある港町
When I was young and in my prime
And could wander wild and free
There was always a longing in my mind
To follow the call of the sea
So I’ll sing farewell to Carlingford
And farewell to Greenore
And I’ll think of you both day and night
Until I return once more
Until I return once more
On all of the stormy seven seas
I have sailed before the mast
And on every voyage I ever made
I swore it would be my last
So I’ll sing farewell to Carlingford
And farewell to Greenore
And I’ll think of you both day and night
Until I return once more
Until I return once more
Now I had a girl called Mary Doyle
And she lived in Greenore
And the foremost thought that was in her mind
Was to keep me safe on shore
So I’ll sing farewell to Carlingford
And farewell to Greenore
And I’ll think of you both day and night
Until I return once more
Until I return once more
Now the landsman’s life is all his own
He can go or he can stay
But when the sea gets in your blood
When she calls you must obey
So I’ll sing farewell to Carlingford
And farewell to Greenore
And I’ll think of you both day and night
Until I return once more
Until I return once more
若いころは脂が乗り切って
勝手気ままにできたころ
ついて離れぬ切なる思い
海に呼ばれりゃ出て行こう
歌うはさらばカーリングフォード
そしてさらばグリーノー
明けても暮れても思いは募る
もう一度戻ってくるまでは
もう一度戻ってくるまでは
七つの海はどこも時化
舳先に立って船をだす
毎回毎回旅路に出るたび
これが最後と胸に誓う
歌うはさらばカーリングフォード
そしてさらばグリーノー
明けても暮れても思いは募る
もう一度戻ってくるまでは
もう一度戻ってくるまでは
彼女の名前はメアリー・ドイル
家があるのはグリーノー
何よりもまず考えていてくれたのは
何事もなく帰ってくること
歌うはさらばカーリングフォード
そしてさらばグリーノー
明けても暮れても思いは募る
もう一度戻ってくるまでは
もう一度戻ってくるまでは
海の男になるんだったら自分に賭けろ
行くも戻るも自分で選べ
体の中に潮の血が流れてるのなら
呼ばれていかないやつがどこにいる
歌うはさらばカーリングフォード
そしてさらばグリーノー
明けても暮れても思いは募る
もう一度戻ってくるまでは
もう一度戻ってくるまでは
◆ トミー・メーカム
◆ ザ・ダブリナーズ(ルーク・ケリー)
コメントを残す