Favorite songs of mine from Ireland, Scotland, … and Japan

気がついたらアイルランドとスコットランドの曲にはまっていた日本人が気が向いたときに歌詞と訳を載せています

TITLE: A Comical Genius(ア・コミカル・ジーニアス)
AUTHOR:
PERFORMER: The Dubliners(ザ・ダブリナーズ)


きつい仕事が嫌で何か手軽に稼げないかと考える男、警官になります。新人警官ともなるとパトロール中に女性の視線を浴びるのですが、この男は堅物の女性に釘付けになります。

最後にその警官とその少女のこんなやり取りがあります。無灯火の自転車に乗る少女と、それをとめて質問する警官です。
警官 「ハ~イ、ちょっと止まって、お嬢さん、ライトはどこ?」
少女 「え~?ライトですか?肝臓のとなりです」

????? 何が面白いんだ! いやらしいことを考えてしまうではないか! 責任取れ!

最初に聞いたときはこんなことを考えてしまいましたが、冷静になると、外国人である私に言葉遊びが分かるほうがおかしい、と開き直りました。

周りにつられて笑うのが人付き合いでしょう。世間の笑いの99.9%が付き合いでできている、という法則を作ってしまえばいいのです。

ただ、人間プライドも必要です。分からないのに笑うなんて許されることか、知ったかぶりなどできるわけありません。

そこで辞書の登場です。英語のlightsの項に「(羊や豚の)肺」という意味が見えます。

それだけです。

最後に警官と少女のこんなやり取りがあります。冬の夜なので、質問するお巡りさんも寒くて寒くて口がうまく回りません。何を言っているのかよく分からないのですが、少女は返答します。
警官 「ハ~イ、ショっとロまっレ、おゾーさん、ハイゾはロゴ?」
少女 「え~?肺臓ですか?肝臓のとなりです」


Dublin: ダブリン、アイルランドの首都
Athy: アタイ、アイルランドのキルデア県(Co. Kildare)にある町


A comical genius was thinking one day
How he’d jack up a job and receive handy pay
He did not like beggin’ and work was too hard
So he got a bright notion to join up the guard

Diddlee I dum diddlee I dum diddlee I dum dum day

Well he went up to Dublin to the depot went in
Got a new suit of blue as bright as new pins
They drilled him they drilled him they drilled him so hard
The old sergeant proclaimed him a fully fledge guard

Diddlee I dum diddlee I dum diddlee I dum dum day

He was stationed somewhere near the town of Athy
Rounds the roads of that district he kept a close eye
Well the girls they admired him as all brazers do
Fall in love with the guard and his new suit of blue

Diddlee I dum diddlee I dum diddlee I dum dum day

Well they’d laugh and they’d wink and they’d nod as he’d pass
Oh but this civee guard has his eye on one lass
But this little colleen she being a die hard
Soon made it quite clear that she wanted no guard

Diddlee I dum diddlee I dum diddlee I dum dum day

One time while on duty on a dark winter’s night
He caught her out cycling without any light
Where’s your light miss, said he, for an answer says she
It’s next to me liver, where you’ll never be

Diddlee I dum diddlee I dum diddlee I dum dum day


間抜けな天才君がある日考えた
どうやって仕事を辞めてお金を稼ごうか
頭を下げるのは嫌だしきつすぎるのもちょっと
そこでキラリとひらめいた、そうだ警官になろう

ディディリアイダム・ディディリアイダム・ディディリアイダム・ダムデー

ダブリンに来ると警察署に入っていって
ピカピカの真っ青な制服を身に着ける
ビシビシしごかれしごかれしごかれて
ベテラン警部によし大丈夫とのお墨付き

ディディリアイダム・ディディリアイダム・ディディリアイダム・ダムデー

配属されたのはアタイ近くの場所で
その地域を回りながらくまなく目を光らせる
女の子はその姿に尊敬の眼差しを向け
女工さんも青い制服の警官に心を奪われる

ディディリアイダム・ディディリアイダム・ディディリアイダム・ダムデー

パトロール中は会釈や笑顔やウィンクの嵐
ところがひとりの少女に釘付けになる
だけどこの小娘は死ぬほど堅物で
明らかに警備は足りてますって感じの子

ディディリアイダム・ディディリアイダム・ディディリアイダム・ダムデー

薄暗い冬の夜のパトロール中に
例の少女の自転車が無灯火で来る
お嬢さん明かりはどこ、と聞けば返す刀で
肝臓のとなりです、外からは見えませんが

ディディリアイダム・ディディリアイダム・ディディリアイダム・ダムデー


◆ ザ・ダブリナーズ(バーニー・マッケナ)


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