Favorite songs of mine from Ireland, Scotland, … and Japan

気がついたらアイルランドとスコットランドの曲にはまっていた日本人が気が向いたときに歌詞と訳を載せています

Wildwood Flower
ワイルドウッド・フラワー

TITLE: Wildwood Flower(ワイルドウッド・フラワー)
AUTHOR:
PERFORMER: The Carter Family(ザ・カーター・ファミリー)


曾祖父母から祖父母へ、祖父母から親へ、親から子へ、子から孫へと口承伝播されていく歌は伝言ゲームの様相を呈し、考えれば考えるほど首をひねることになります。

初代カーター・ファミリー(A.P.カーター、セーラ・カーター、メイベル・カーター)が1920年代後半に録音した曲で、その後スタンダードとなり、世紀をまたいで歌い継がれていく代表曲になりました。

時を経て、カーター・ファミリーは母と娘の言わば第二世代になりました。富士山の山のようで気が引けますが、お母さんのマザー・メイベル(Mother Maybelle: 1909-1978)に、3人の娘ヘレン(Helen Carter: 1927-1998)、ジューン(June Carter: 1929-2003)、そしてアニタ(Anita Carter: 1933-1999)が加わったのです。


Oh, I’ll twine with my mingles and waving black hair
With the roses so red and the lilies so fair
And the myrtle so bright with the emerald hue
The pale and the leader and eyes look like blue

I will dance I will sing and my love shall be gay
I will charm every heart in his crown I will sway
When I woke from my dreaming my idols were clay
All portion of love had all flown away

Oh, he taught me to love him and promised to love
And to cherish me over all others above
How my heart is now wondering no misery can tell
He’s left me no warning no words of farewell

Oh, he taught me to love him and called me his flower
That’s blooming to cheer him through life’s dreary hour
Oh, I long to see him and regret the dark hour
He’s gone and neglected this pale wildwood flower


風になびく黒髪を束ねて飾る
赤いバラやきれいなゆりの花
エメラルドに輝くギンバイカ
ペールなリーダーに目はブルー

踊って歌ってあの人を照らす
心をひきつけて私は揺れるの
夢から覚めたら粘土が恋人
愛のかけらもすべて飛び去る

愛することを学んで愛を誓った
何よりもまず大切にしてくれたのに
心のもやもやは苦しんでも晴れない
さよならの言葉もなく去っていった

愛することを学んで花と呼ばれた
侘しい中にも元気づける花だった
暗い時間を悔やんでも会いたい人に
捨てられて野に咲く淡い花になる


◆ ザ・カーター・ファミリー(セーラ・カーター)

◆ ザ・カーター・ファミリー(マザー・メイベル)


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