Favorite songs of mine from Ireland, Scotland, … and Japan

気がついたらアイルランドとスコットランドの曲にはまっていた日本人が気が向いたときに歌詞と訳を載せています

TITLE: Sail Away (セイル・アウェー)
AUTHOR: Randy Newman (ランディー・ニューマン)
PERFORMER: Randy Newman (ランディー・ニューマン)


ランディー・ニューマン(Randy Newman: 1943-)といったら、「皮肉屋さん」とか「社会風刺家」といわれています。いわれています、といっても、日本ではそれほど言われていません。

タイトルから分かるのは「船で海を渡っていく」ということですが、登場人物は考えるしかありません。「アメリカに行くといいことが待ってるぞ」と言っているのは誰か、サルをたとえに出されて、「アメリカで幸せになろうぜ」と言われているのは誰か、見当をつけなければなりません。

見当をつけて調べた結果、奴隷制度を描いたといわれているようです。到着地として登場するサウス・カロライナ州チャールストン湾は、南北戦争の火蓋が切られた地であり、その背景も奴隷制度が大きくかかわっているようです。


In America you’ll get food to eat
Won’t have to run through the jungle and scuff up your feet
You’ll just sing about Jesus and drink wine all day
It’s great to be an American

Ain’t no lions or tigers, ain’t no mamba snake
Just the sweet watermelon and the buckwheat cake
Everybody is as happy as a man can be
Climb aboard, little wog, sail away with me

Sail away, sail away
We will cross the mighty ocean into Charleston Bay
Sail away, sail away
We will cross the mighty ocean into Charleston Bay

In America every man is free
To take care of his home and his family
You’ll be as happy as a monkey in a monkey tree
You’re all gonna be an American

Sail away, sail away
We will cross the mighty ocean into Charleston Bay
Sail away, sail away
We will cross the mighty ocean into Charleston Bay


アメリカに行けば食べるものがあるんだ
ジャングルを足が擦り切れるほど走らなくてもいい
キリストの歌を歌って一日中ワインを飲んで
アメリカ人っていうのはすごいことだ

ライオンもトラもいなけりゃ毒蛇もいない
あるのはただ甘いスイカとスポンジケーキ
みんな絵に描いたように幸せを手にしている
お前たち、船に乗り込め、一緒に海を渡ろう

海を渡ろう、海を渡ろう
大海原を乗り越えて目指すはチャールストン湾だ
海を渡ろう、海を渡ろう
大海原を乗り越えて目指すはチャールストン湾だ

アメリカに行ったらみんな好きなことができる
家にも住めるし家族と一緒に過ごせるぞ
木の上のサルみたいな幸せが待っているんだ
さあみんなでアメリカ人になろう

海を渡ろう、海を渡ろう
大海原を乗り越えて目指すはチャールストン湾だ
海を渡ろう、海を渡ろう
大海原を乗り越えて目指すはチャールストン湾だ


◆ ランディー・ニューマン

◆ リンダ・ロンシュタット

◆ フランキー・ミラー


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