Favorite songs of mine from Ireland, Scotland, … and Japan

気がついたらアイルランドとスコットランドの曲にはまっていた日本人が気が向いたときに歌詞と訳を載せています

Bread And Roses
ブレッド・アンド・ローゼズ

TITLE: Bread And Roses(ブレッド・アンド・ローゼズ)
AUTHOR: James Oppenheim(ジェームス・オッペンハイム)
PERFORMER: Judy Collins(ジュディー・コリンズ)


1912年1月11日、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ローレンスの繊維工場でストライキが始まり、約三カ月続きます。そこで行われたデモで掲げられたスローガンが「ブレッド・アンド・ローゼズ(パン、そして、バラ)」だったそうです。

1911年に出版されたジェームズ・オッペンハイム(James Oppenheim: 1882-1932)の詩に曲をつけて歌われたのがこの歌で、ジュディー・コリンズ(Judy Collins: 1939-)がアルバムのタイトルにもしました。ジョーン・バエズ(Joan Baez: 1941-)とミミ・ファリーニャ(Mimi Fariña: 1945-2001)姉妹も歌っています。

また、21世紀に入って、2006年にキャサリン・パターソン(Katherine Paterson: 1932-)によって、”Bread And Roses, Too”という先述のストを題材にした小説も上梓されました。

そんなことより、この曲を聴いていると、何か大きいものに抱かれている気がしてなりません。思い込みや勘違いでもかかまいません。


As we go marching, marching
In the beauty of the day
A million darkened kitchens
A thousand mill lofts gray
Are touched with all the radiance
That a sudden sun discloses
For the people hear us singing
Bread and roses, bread and roses

As we go marching, marching
We battle too for men
For they are women’s children
And we mother them again
Our lives shall not be sweated
From birth until life closes
Hearts starve as well as bodies
Give us bread, but give us roses

As we go marching, marching
Unnumbered women dead
Go crying through our singing
Their ancient call for bread
Small art and love and beauty
Their drudging spirits knew
Yes, it is bread we fight for
But we fight for roses, too

As we go marching, marching
We bring the greater days
The rising of the women
Means the rising of our race
No more the drudge and idler
Ten that toil where one reposes
But a sharing of life’s glories
Bread and roses, bread and roses

Our lives shall not be sweated
From birth until life closes
Hearts starve as well as bodies
Give us bread, but give us roses


行進に向かって行く
この日は美しい
幾千もの暗い台所や
幾千もの灰色の工場に
あらゆる光線を浴びせるのは
突然現れた太陽
人々の耳に入る我々の歌声
パンとバラ、パンとバラ

行進に向かって行く
男たちのために戦うのは
女性の子供たちだから
そして再び母となる
生まれてから死ぬまで
汗を流す人生はいけない
心も体と同じように飢える
パンが欲しい、バラも欲しい

行進に向かって行く
亡くなる女性は数え知れず
叫びにも似た歌の中には
パンを求めるいにしえの声
技をもつ愛する美しさ
コツコツ働くものが知る
そう、勝ち取るのはパン
しかしバラも勝ち取る

行進に向かって行く
今日よりいい日をもたらす
女性が立ち上がる
それは人類が立ち上がること
雑用も怠け者ももういらない
労働10人休憩1人も
生きている栄光を分け合おう
パンとバラ、パンとバラ

生まれてから死ぬまで
汗を流す人生はいけない
心も体と同じように飢える
パンが欲しい、バラも欲しい


◆ ジュディー・コリンズ


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