Favorite songs of mine from Ireland, Scotland, … and Japan

気がついたらアイルランドとスコットランドの曲にはまっていた日本人が気が向いたときに歌詞と訳を載せています

TITLE: Rivers Of Babylon(リバーズ・オブ・バビロン)
AUTHOR: Brent Dowe/Trevor McNaughton(ブレント・ドウ/トレバー・マクノートン)
PERFORMER: The Melodians(ザ・メロディアンズ)


高校のころ、世界史Bという科目を社会で習ったのですが、山川出版社の世界史Bという重量のある検定教科書が指定のものでした。

だから、おそらく今日習うであろう箇所のみ、数ページ分だけ引きちぎって学校に持っていき、その日の授業を受け、終わったら捨てる、というのを繰り返していました。

よって、世界史のテストで点数が取れるわけもなく、基本的世界史の知識が身につくわけもなく、歌を聴いてはじめて、「バビロンって何だろう?」という疑問がわくのです。

したがって、歌に導かれるまま、光のほうへいざなわれ、「なるほど」が増えてゆきます。

はたして、バビロン周辺のことはちょっとだけ分かったつもりになっています。

以下、聖書の『詩篇』からの抜粋です。

Psalm 19:14 (NIV)
14 May these words of my mouth and this meditation of my heart be pleasing in your sight, Lord, my Rock and my Redeemer.

『詩編』 19:14(新共同訳)
14 どうか、わたしの口の言葉が御旨にかない心の思いが御前に置かれますように。主よ、わたしの岩、わたしの贖い主よ。

Psalms 137:1-4 (NIV)
1 By the rivers of Babylon we sat and wept when we remembered Zion.
2 There on the poplars we hung our harps,
3 for there our captors asked us for songs, our tormentors demanded songs of joy; they said, “Sing us one of the songs of Zion!”
4 How can we sing the songs of the Lord while in a foreign land?

『詩編』 137:1-4(新共同訳)
1 バビロンの流れのほとりに座りシオンを思って、わたしたちは泣いた。
2 竪琴は、ほとりの柳の木々に掛けた。
3 わたしたちを捕囚にした民が歌をうたえと言うからわたしたちを嘲る民が、楽しもうとして「歌って聞かせよ、シオンの歌を」と言うから。
4 どうして歌うことができようか主のための歌を、異教の地で。


Babylon: バビロン、メソポタミア地方のユーフラテス川の両岸に広がる都市、古代バビロニア帝国の首都にもなったことがある
Zion: ザイオン、エルサレム地方の呼び名でシオン、シーオン、ツィーオン等様々な「発音」が存在する
King Alpha: キング・アルファ、エチオピア帝国最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世(Haile Selassie I: 1892-1975)
Fari: ファラーイ、エチオビア帝国最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世は、古代イスラエル王国国王の子孫と称し、称号をラスタファ(Rastafa)とされ、アフリカ大陸から離れたカリブ海にあるジャマイカでは一部に熱狂的支持者がいて、ラスタファリアン(Rastafarian)と呼ばれているが、その音が短くなってファラーイとなったのではないかと推測される


By the rivers of Babylon
Where he sat down
And there we wept
When he remembered Zion

For the wicked carried us away captivity
Required from us a song
How can we sing King Alpha’s song
In a strange land

For the wicked carried us away captivity
Required from us a song
How can we sing King Alpha’s song
In a strange land

So let the words of our mouth
And the meditation of our heart
Be acceptable in thy sight
Oh, Fari

So let the words of our mouth
And the meditation of our heart
Be acceptable in thy sight
Oh, Fari

By the rivers of Babylon
Where he sat down
And there we wept
When he remembered Zion

For the wicked carried us away captivity


バビロンを流れる川に
腰を下ろしていた
シオンを思い浮かべて
涙を流していた

悪い奴らに連れてこられて
歌を歌えと言われたが
異国の土地で
我が神の歌が歌えようか

悪い奴らに連れてこられて
歌を歌えと言われたが
異国の土地で
我が神の歌が歌えようか

私たちの口から出てくる言葉も
心から出てくる祈りも
御心に受け入れられますよう
われらが神よ

私たちの口から出てくる言葉も
心から出てくる祈りも
御心に受け入れられますよう
われらが神よ

バビロンを流れる川に
腰を下ろしていた
シオンを思い浮かべて
涙を流していた

悪い奴らに連れてこられて


◆ ザ・メロディアンズ

◆ リンダ・ロンシュタット&アンドリュー・ゴールド


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