TITLE: Thirsty Boots(サースティー・ブーツ)
AUTHOR: Eric Andersen(エリック・アンダースン)
PERFORMER: Eric Andersen(エリック・アンダースン)
普通、のどが渇く状態になるのは、人間をはじめ生物だと思いますが、この歌では、靴がのどが渇いているのです。水分を欲しているのです。
どれだけ雨が降らないところを歩いてきたのでしょう。足も棒のようになっているはずです。皮もむけて、ヒビもはいり、タコや水膨れもできているかもしれません。
この曲もジュディー・コリンズ(Judy Collins: 1939-)のアルバムで最初に聞きました。『フィフス・アルバム(Fifth Album)』というタイトルのLPでした。
とにかく、靴を脱いで、体を休ませて、それから、先に進んで、「自由」を目指しましょう。
You’ve long been on the open road
You’ve been sleeping in the rain
From dirty words and muddy cells
Your clothes are soiled and stained
But the dirty words and muddy cells
Will soon be hid in shame
So only stop to rest yourself
Till you go off again
So take off your thirsty boots
And stay for a while
Your feet are hot and weary
From a dusty mile
And maybe I can make you laugh
Maybe I can try
I’m just looking for the evening
The morning in your eye
But tell me of the ones you saw
As far as you could see
Across the plain from field to town
A-marching to be free
And of the rusted prison gates
That tumbled by degree
Like laughing children one by one
They look like you and me
So take off your thirsty boots
And stay for a while
Your feet are hot and weary
From a dusty mile
And maybe I can make you laugh
Maybe I can try
I’m just looking for the evening
The morning in your eye
I know you are no stranger down
The crooked rainbow trails
From dancing cliff-edged shattered sills
Of slandered, shackled jails
For the voices drift up from below
As the walls they’re being scaled
Yes, all of this, and more
The song shall not be failed
So take off your thirsty boots
And stay for a while
Your feet are hot and weary
From a dusty mile
And maybe I can make you laugh
Maybe I can try
I’m just looking for the evening
The morning in your eye
Yes, you’ve long been on the open road
You’ve been sleeping in the rain
From dirty words and muddy cells
Your clothes are smeared and stained
But the dirty words, the muddy cells
Will soon be judged insane
So only stop to rest yourself
Then you go off again
So take off your thirsty boots
And stay for a while
Your feet are hot and weary
From a dusty mile
And maybe I can make you laugh
Maybe I can try
I’m just looking for the evening
The morning in your eye
360度見渡せる道をずっと歩いて
雨が降る中で眠ってきた
服には土やシミがついたまま
汚い言葉と泥だらけの牢獄にいたけど
そんな汚い言葉と泥だらけの牢獄は
すぐに心の中に隠してしまって
いったん立ち止まって体を休めよう
それからまた進めばいいんだ
だから、渇ききった靴は脱いで
しばらく歩くのはやめよう
埃だらけの道を歩いてきて
足も真っ赤で疲れ切っているから
笑わせることができるかも
やってみるよ
日暮れを待っているんだけど
眼には朝が映っているよ
見てきた範囲でいいから
目にしたことを教えてほしい
原野から町まで平地を歩いて
自由になるための行進をしたことや
だんだん崩れ落ちていく
錆びついた刑務所の門のことも
子どもが一人ずつ笑ってるのは
まるで俺たちみたいだね
だから、渇ききった靴は脱いで
しばらく歩くのはやめよう
埃だらけの道を歩いてきて
足も真っ赤で疲れ切っているから
笑わせることができるかも
やってみるよ
日暮れを待っているんだけど
眼には朝が映っているよ
悪口飛び交う足かせ牢獄の
踊る崖のような壊れた窓枠から
見る曲がりくねった道に出る
虹はもう見慣れた感じだろうね
壁をよじ登ろうとすると
下から声が湧き上がってくる
そう、今までのことも、これからも
歌はやめるわけにはいかない
だから、渇ききった靴は脱いで
しばらく歩くのはやめよう
埃だらけの道を歩いてきて
足も真っ赤で疲れ切っているから
笑わせることができるかも
やってみるよ
日暮れを待っているんだけど
眼には朝が映っているよ
そう、360度見渡せる道をずっと歩いて
雨が降る中で眠ってきた
服には汚れやシミがついたまま
汚い言葉と泥だらけの牢獄にいたけど
そんな汚い言葉と泥だらけの牢獄は
すぐにキチガイだと決めつけられるから
いったん立ち止まって体を休めよう
それからまた進めばいいんだ
だから、渇ききった靴は脱いで
しばらく歩くのはやめよう
埃だらけの道を歩いてきて
足も真っ赤で疲れ切っているから
笑わせることができるかも
やってみるよ
日暮れを待っているんだけど
眼には朝が映っているよ
◆ エリック・アンダースン
◆ ジュディー・コリンズ
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