TITLE: The Lady Came From Balitmore(ザ・レディー・ケーム・フロム・ボルチモア)
AUTHOR: Tim Hardin(ティム・ハーディン)
PERFORMER: Tim Hardin(ティム・ハーディン)
アメリカ合衆国はメリーランド(Maryland)州ボルチモア(Baltimore)という地名は、アイルランド語の”baile na tithe mór”(ボィリナチモー)が元になっているようです。文字通り訳すと「大きい家々の町」となります。
ティム・ハーディン(Tim Hardin: 1941-1980)は1960年代後半にデビューしたアーチストで、”If I Were A Carpenter”、”Reason To Believe”、”Don’t Make Promises”、”Red Baloon”などはいろいろな人にカバーされています。
その中でも特に好きなのが、今回のThe Lady Came From Baltimore(ザ・レディー・ケーム・フロム・ボルチモア)です。
歌詞に出てくるスーザン・ムーア(Susan Moore)は実際にティム・ハーディンの奥さんになった人です。
ティムはその後薬物依存になり、1980年も年の瀬がせまるころに39歳という若さで旅立っていってしまいました。
Lady came from Baltimore
All she wore was lace
She didn’t know that I was poor
She never saw my place
I was there to steal her money
Take her rings and run
Then I fell in love with the lady
Got away with none
The lady’s name was Susan Moore
Her daddy read the law
She didn’t know that I was poor
And lived outside the law
Her daddy said I was a thief
And didn’t marry her for love
I was Susan’s true belief
Married her for love
I was there to steal her money
To take her rings and run
Then I fell in love with the lady
Got away with none
The house she lived in had a wall
To keep the robbers out
She’d never stop to think at all
If that’s what I’m about
I was there to steal her money
Take her rings and run
Then I fell in love with the lady
Got away with none
ボルチモアのその女性は
レースの服を身にまとう
貧乏なのはばれていない
住んでいる家も見られていない
女の家に入ったからには
金と指輪を盗んで逃げよう
と思っていたら恋に落ちた
何も盗らずに逃げてきた
スーザン・ムーアというその女性
法律をかじったお父さん
貧乏なのはばれていない
法律と無縁なのもばれていない
お父さんに泥棒といわれ
恋愛結婚などはもってのほか
スーザンからは信頼された
だから恋愛の末結ばれた
女の家に入ったからには
金と指輪を盗んで逃げよう
と思っていたら恋に落ちた
何も盗らずに逃げてきた
スーザンが暮らす家の塀
泥棒などは近づけない
今まで一度も疑われていない
そんな素性の人間だなんて
女の家に入ったからには
金と指輪を盗んで逃げよう
と思っていたら恋に落ちた
何も盗らずに逃げてきた
◆ ティム・ハーディン
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