Favorite songs of mine from Ireland, Scotland, … and Japan

気がついたらアイルランドとスコットランドの曲にはまっていた日本人が気が向いたときに歌詞と訳を載せています

Every Man A King
エブリ・マン・ア・キング

TITLE: Every Man A King(エブリ・マン・ア・キング)
AUTHOR: Huey P. Long / Castro Carazo(ヒューイ・P・ロング/カストロ・カラーゾ)
PERFORMER: Randy Newman(ランディー・ニューマン)


ヒューイ・P・ロング(Huey P. Long: 1893-1935)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州の知事から上院議員になった政治家です。時は、1930年代のこと、アメリカの経済状態は最悪の状況を呈していた頃です。

そこでこの政治家は、「みんなが王様なんだ」的な演説をぶちます。富は分ければいいではないか、と。

国が疲弊しているときに、演説が巧い人がこのようなことをいえば、国民の支持を集めるのも無理からぬことだと思います。

ところが、1935年に暗殺されてしまうのです。

みんなが王様、になったら、王様ではなくなるのでは、という疑問も理解できます。ところが、いいこともひとつだけあります。誰からも「王様、裸ですよ」と指摘されなくなります。


America: アメリカ、アメリカ合衆国


Why weep or slumber America
Land of brave and true
With castles and clothing and food for all
All belongs to you

Every man a king, every man a king
For you can be a millionaire
But there’s something belonging to others
There’s enough for all people to share

When it’s sunny June and December too
Or in the winter time or spring
There’ll be peace without end
Every neighbor a friend
And every man a king


アメリカよ、何を泣いているのだ
自由と真実の国ではないか
住む場所着るもの食べるもの
全部みんなのものだ

一人ひとりみな王様だ
億万長者にもなる夢もある
ひとのものがあるならば
みんなで分ければいいことだ

水無月師走の太陽が輝き
冬が訪れ春になっても
平和はつづき絶えることない
お隣近所みな仲間同士
一人ひとりみな王様だ


◆ ヒューイ・ロング

◆ ランディー・ニューマン


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