Favorite songs of mine from Ireland, Scotland, … and Japan

気がついたらアイルランドとスコットランドの曲にはまっていた日本人が気が向いたときに歌詞と訳を載せています

Widow And The Fairy, The
ザ・ウィドー・アンド・ザ・フェアリー

TITLE: The Widow And The Fairy(ザ・ウィドー・アンド・ザ・フェアリー)
AUTHOR: Fred Wedlock(フレッド・ウェドロック)
PERFORMER: The Corries(ザ・コリーズ)


子供がどこかからオスの野良猫の赤ちゃんを拾ってきました。親はダメといいます。子供は言うことを聞きません。仕方なく、飼うことを泣く泣く許します。

ただ、マーキングの前に獣医に連れて行かなければなりません。これは仕方ありません。後のことを考えると避けられないことなのだと思います。

ただ、この時点では、まさか後に妖精が現れるとは予想だにしないことです。


Christmas Eve: クリスマス・イヴ、クリスマスの前日の夜
Brigitte Bardot: ブリジット・バルドー、1934年生まれのフランスの女優で愛称は「BB(ベベ)」
Adonis: アドニス、ギリシア神話の美少年


In a crumbling ruin all condemned for years
There lived a woman such a kind old dear
For forty years in a basement flat
No friend had she but her old tom cat

One Christmas Eve in the cold and gloom
A blinding flash lit up her lonely room
There stood a fairy saying have no fear
To grant three wishes they have sent me here

With trembling hands she held forth her purse
A widow’s pension won’t go far of course
The fairy waved her wand around
And on the floor lay ten thousand pounds

An gorgeous figure and a face divine
All my life have I wished were mine
Hold tight, said the fairy, and I’ll have a go
And made her look just like Brigitte Bardot

This gorgeous figure in the chair she sat
When she chanced to spy her old tom cat
He’s me only friend so if you can
Make him my handsome young fancy man

Some magic dust from the fairy’s wand
A puff of smoke and the cat was gone
And in its place right beside her chair
Stood a tanned Adonis with long golden hair

This handsome youth to the girl drew near
And whispered softly into her ear
Oh, the night is young but you’ll regret
The day you took me to see the vet


今にも朽ち果てそうなボロボロの廃墟に
親切そうな未亡人が長年住んでいました
道路より低いところに暮らすこと40年
唯一の友達もおじいちゃん猫でした

ある薄ら寒いクリスマスイブのこと
目をくらます光が一人の部屋に差し込むと
妖精が立っていました、怖がらないで
三つの願いを叶えるためにここに呼ばれたんです

おばあちゃんは震える手で財布を差し出します
未亡人の年金なんてたいした額ではありません
妖精はもっていた杖をえいっと振ると
床にはお金が1万ポンドがありました

これまで生きてきてずっと神々しい顔と
麗しい姿になれればと思ってきたんです
動かないで、やってみましょう、の妖精の声に
おばあちゃんはブリジット・バルドーに瓜二つ

椅子に腰をかけた麗しい姿の女性の
たまたま目に入ったおじいちゃん猫
たった一人の友達なのでできれば
ハンサムな若いツバメにしてください

妖精の杖から放たれる魔法の霞か
ふわっとでてくる煙に包まれ猫は消え
女性の座るいすの横に立っていたのは
ブロンド長髪の日焼けしたアドニスでした

ハンサムアドニスはバルドーに近づき
耳元でやさしくささやくように言いました
夜はこれからだけど残念がると思うよ
俺を獣医に連れてったあの日をね


◆ ザ・コリーズ(ロイ・ウィリアムソン)


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